自分で動けなくなったら、けっこうマズイです

歳をとるにつれて、身体の調子は悪くなっていくものです。病院に行くと、ご年配の片であふれてますね・・・。これでは医療費の財源も圧迫します。

 

ところが、自力で動けなくなると状況は一変し、頼れる施設が絶対的に不足しているのが現状です。つまり、自分で歩けなくなると利用できる医療施設は激減します。

 

病院は収容できる患者さんの人数には限りがありますので、回復する見込みがない、あるいは、治療の可能性がなくなると、そのまま入院しつづけるこが難しいです。

 

整体院は出張サービスを行っているところは別として、基本的に店舗まで出向かなくてはなりませんので、自力で行動できなくなると利用可能な施設ではありません。

 

意外なことに、老人ホームも身体が不自由になり自力で動けなくなってしまうと、大半の方が本人の意思とは関係なく強制的に自宅に戻されたりします。

 

寝たきりになってしまうと、数少ない利用可能な施設は順番待ちという状況ですから、さすがにこれでは心許なく、老後に不安を感じる人が増えるのも頷けるお話ですね。

 

従いまして、自力で行動できなくなった高齢者が利用できるサービス、あるいは施設を整備することは優先度が高く、早急に改善しなくてはならない社会福祉における課題でしょう。


現状では、あてにできるサービスに限りがありますので、家族の足腰が弱らないよう気を配りたいところです。